海外情報3 VioletさんへのQ&A 1
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Q3
SPCのどんな点が、受け入れられたと思いますか?
A
SPCはアメリカで放送された最初のコメディアニメのうちの一つでした。
それが皆がSPCを好きな理由の一つです。
SPCのユーモアのレベルは子供でも大人でも楽しめるもの
でした。動物のキャラクターも人気がありました。
みんな動物が好きですからね。
■ファンの活動
Q4
現在のファン層はどんな人達でしょうか?(性別、年齢など)
ファンの人は、今までにどんな活動をされたのでしょう?
A
現在のSPCファンの年齢層は18-40歳で、ほとんどはもう大人です。おそらくファンの大部分
は20-25歳です。
アメリカとカナダでは普通アニメファンは男性のほうが女性より多いです。
しかしSPCファンの場合、男女の比率はほぼ同じです。
ファンの活動はほとんどがインターネット上のものです。
私もメール版ニュースレターを毎月送っていますし、その他にもSPCファンのための
小さなメッセージボードやグループが幾つかあります。
インターネット以外では時々アニメ大会を開きます。
こうした大会でSPCを見せてくれる時もあります。
一度 "Pizza Cats ピザ パーティー" に
参加しましたが、たくさんのファンがピザを食
べながらSPCを鑑賞していました。
ヨーロッパでは、私が知る範囲で2つのグループがSPCのコスプレ・ショーを開催しま
した。
※イギリスのコスプレ・ショーの写真
■SPCを製作したSABAN
Q5
この会社について教えてください。
A
SABANはSPCに関してのマーケティングが下手だったようです。
ほとんど宣伝はせずに、ファンに対する反応もありませんでした。
SABANは日本の番組をアメリカやヨーロッパに持ち込んでいました。
しかし英語版はつまらないもので、こうした番組は若い子供たちしか見ていなかったと思います。
SPCがまだ良かったのはSABANが英語版を製作するにあたって
アンドリュー・トーマス
(Andrew Thomas) という人物を雇ったからです。
トーマス氏はアニメーションと組になる英語版のSPCストーリーを書くために質のい
い脚本家を発掘しました。
(脚本家のうち何人かはBabylon 5のような作品にも携わっています。)
SPCを製作したチームは作品に愛着を持っていたので
一生懸命働き、良いものができ
ました。
※SABANは現在、全ての番組を売り、活動を停止しています。
しかし、SABANのおかげで海外の複数の国々でも放送されて、
多くの人に見てもらう事ができた・・・という見方もできます。
他の会社が手がけたら、あるいはもっと遅い時期に放送が
行われたら・・・これだけ広い地域で放送されなかった
(多くの人に見てもらえなかった)のかもしれません。
■放送された国
Q6
改めてお聞きしますが、何ヶ国で放
送されたのでしょう? 現在までに。
A
私が知っている限りでは、アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、オラン
ダ、
イスラエル、メキシコ、ブラジル、オーストラリア、ニュージーランド、ペルー、イ
タリア、
スイス、マレーシア、そしてポーランドです。まだまだあると思いますが。
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